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61-99冊 人気売れ筋漫画2

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ゼロ ZERO (1-71巻 続巻)

じゃりン子チエ (1-67巻 全巻)

静かなるドン (1-94巻 続巻)

あぶさん (1-95巻 続巻)

釣りバカ日誌 (1-77巻 続巻)

代紋TAKE2 (1-62巻 全巻)


ゼロ ZERO (1-71巻 続巻)





ゼロは豊富な知識と優れた五感および記憶力を持ち、絵画・彫刻・陶器はもとより、刀剣・料理・工業製品などこの世に存在する(あるいはかつて存在した)ありとあらゆる物を完璧に複製・再現する。人間そのものを改造し(外科手術およびマインドコントロール)、見た目も中身も「その人」にしてしまったことすらある。


その「神の手」の真髄は、オリジナルが作られた時の作者の心理状態をシミュレートし、作者になりきる事にある。そうして作られた贋作は、どんな手段を用いてもオリジナルと区別する事ができない。


ゼロ自身は、自分の作った作品を「本物」と主張し、特に依頼人に「贋作」呼ばわりされることを極端に嫌う。「贋作を作って欲しい」と言われると機嫌が悪くなる。「本物は一つでいい」が信条らしく、「本物」が2つある時は一方を破壊してしまうことも多い(大抵はゼロが作った方の「本物」を残す)。さらに、依頼人の所有する美術品が「贋作」であることを証明するために、その人の許可を得ないでその美術品を破壊してしまうこともある。世間では便宜上「贋作者」と呼ばれるが、「本物を作る男」とも言われる。


基本的なストーリーはゼロが失われた美術品などを依頼によって再現するという形だが、以下のようなパリエーションもある。


依頼人が何らかの問題を抱えており、その問題に関係のある品物がどのようにして作られたのかをゼロが突き止めることによって解決される。
依頼人が真の目的を隠してゼロに何かを作らせ、巨額の利益を得ようとする。ゼロはその企てを見抜き、それが失敗するように仕向けるか、依頼人が本人の死につながるような行動を取ろうとしていることを知りながらそれを伝えない。
ゼロを逮捕しようとする警察関係者が、美術品が紛失もしくは破損したと嘘をついてゼロに再現を依頼し、完成品を持参したところを押さえる。しかし鑑定を行ったところ、手元にあったものとゼロが持参したもの、どちらも「本物」という結果にしかならず目論見は外れる。
依頼人(または依頼人が指定した人物)に対してゼロがヒントだけを提示し、相手がそのヒントを元に自力で答えを見つける。
ゼロ自身が事件に巻き込まれ、自らの知識を用いて解決する。
ゼロは通常、依頼人に極めて高額の報酬を要求する。振込先は「スイス銀行のオール・ゼロの口座」である。不誠実な依頼人(上記ストーリーの2番目や3番目のバリエーション)は全財産を支払わされて破滅する一方、誠実な依頼人は報酬がたとえ全財産であっても、それを後悔しないだけの精神的充足を得て再出発するように描かれる傾向が見られる。なお、依頼人がそれほどの価値を感じている仕事でなければ受けないということであり、実際に必要な経費とは無関係らしい(1巻冒頭のエピソードでは「本物とまったく同じ材料を調達するためにはその金額でも足りないのではないか」と推測されている)。また依頼人が何らかの仕事や研究に打ち込んでいる場合は、「一生かけてでもそれを成し遂げる事が報酬だ」と言って事実上のタダ働きをする事も少なくない。


本作品は一話完結ということもあり、登場人物は一話限りの人物がほとんどであるが、何度か登場している人物も存在する。なお、本作品は時代に合わせて時事ネタが描かれているが、ゼロや何度か登場する人物を含め、登場人物が歳を取った描写は見られない。


ゼロ ZERO (1-71巻 続巻)


じゃりン子チエ (1-67巻 全巻)





大阪の西成区萩之茶屋をモデルとした西萩地区を舞台に、自分でホルモン焼き屋を切り盛りする元気な女の子「チエ」と、彼女を取り巻く個性豊かな人々を描いている。


サザエさん方式で物語が進んでおり、これをネタにしたものとしてマサルが「来年は6年生になる」とノイローゼになり、新学期に「今年も5年生でいいんですか」と狂喜するエピソードが連載終盤に存在する。それ以外にも小ネタ的に登場人物が言及している。


朝日新聞の「文芸時評」(1980年5月26日付夕刊)で小説家の井上ひさしがこの作品を絶賛した。1981年春、アニメ映画化され(監督は高畑勲)、また2度に亘ってテレビアニメ化もされた。1997年の連載終了時には、朝日新聞社会面にその旨を伝える記事が掲載された。


コミックの発行部数は3000万部に達する。


じゃりン子チエ (1-67巻 全巻)


静かなるドン (1-94巻 続巻)





主人公・近藤静也は昼は下着会社プリティの冴えないデザイナー、夜は1万人の子分を持つ広域暴力団新鮮組3代目総長を務める。そんな近藤静也のカタギ人生とヤクザ人生の奮闘を描いていく。


静かなるドン (1-94巻 続巻)


あぶさん (1-95巻 続巻)





第22回(1976年度)小学館漫画賞青年一般部門受賞作品。主人公の通称は、非常に強いリキュール「アブサン」(Absinthe)の名前と本名の音読みに由来する。


「あぶさん」こと景浦安武は、1946年12月17日生まれ[1]で新潟県新潟市出身。南海の藤原満、ロッテの有藤道世、阪神の田淵幸一、広島の山本浩二ら「史上最高の当たり年」と言われた1968年のドラフトで入団した大学卒選手のほとんどが同級生である。特に有藤は、生年月日も景浦と全く同じである。


高校時代は二日酔いで地方予選・決勝戦に出場。酒の臭いをニンニクで隠して飛距離155m以上のサヨナラ本塁打を放つが、ベースランニング中の嘔吐で飲酒がバレてしまい優勝は取消しとなる。その後、社会人・北大阪電気に進むも試合中のプレーをめぐって監督とトラブルになり、懲戒免職。居酒屋「大虎」でヤケ酒を飲んでいたところを南海スカウト・岩田鉄五郎が訪れ、熱心な誘いで1973年に契約金50万、年俸100万のドラフト外で南海ホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)に入団したところから連載を開始する。その後現実の時間と同じスピードで年齢を重ね、2009年に62歳で引退するまで強打者としてホークスで活躍。現役引退後も連載は続いている。


夜は「大虎」(後にこの店の看板娘・桂木サチ子と結婚)で一升酒を飲み、昼はバッターボックスで酒しぶきをあげる。自称一斗飲みを豪語していたが、真偽は不明。この作品には実在するプロ野球関係者も実名で随所に登場する。


加えて初期の作品ではスコアラー兼打撃投手の西村省一郎、通訳の市原稔(後に阪神コーチを経て南海にコーチとして復帰)、マネージャーの鈴木正、杉浦正胤、上田卓三(現役投手時代にも登場)、村上悦雄(引退直後は打撃投手も兼任)、更に今は亡き広報の永井正義(それ以前は毎日放送の野球解説者)、ビデオマンの佐野誠三など当時の南海ホークスを支えた裏方にもスポットライトを当てており、南海球団史を知る上で貴重な資料となっている。また、裏方の仕事を題材にしたことは他の漫画にはあまり例がない。


当初はプロ野球を舞台にヒューマニズムを追求し、昭和40年代まだ上位チームに位置づけられていた頃の南海が舞台でもあり、全体に渋いイメージの劇画だった。その一方で「酒」についてもかなり深く掘り下げられており、本来あるべき酒との付き合い方が何かについても随所で言及されている。巨人のような人気球団とは対照的な、地味で日の当たらない南海ホークスで実力はあるものの酒のため代打専門にあてがわれるスターとは程遠い現実的な姿は、サラリーマン層を中心に多くの共感を呼び人気を博した。


しかし近年は「大虎」の常連を中心に登場人物が無尽蔵に増え過ぎ、取り巻きのようなおかしなコミュニティを形成し、いわばホームドラマ的な面が垣間見られる。また作風にも初期のいつホークスを去ることになってもおかしくない緊張感[2]がなくなり、本来なら引退していてもおかしくない45歳(1991年)から3年連続三冠王になるなど景浦が過度に偉大化。景浦のちょっとした言動に対して実在選手も含めた登場人物が「やっぱりあぶさんは凄い」と感動するシーンが目立つようになった。この原因として連載が非常に長期に渡っている事が作品をややアンバランスにしていることがあげられる。初期と近年を比較すると、ホークスが弱小のローカル球団だった南海から全国区の常勝球団へと変貌し、景浦自身が代打屋から三冠王も取るスーパースターへと変身したように、長期作品であるが故の設定の激変が見られる。


過去に一度だけ、野村克也が南海の監督を解任された時に執筆を止めようと思ったが、思い留まったと作者は発言している。また、劇中で「南海がAクラスになった時があぶさんの引退の時」という台詞があったが、昭和50年代以降Aクラス入りは実現しなかった。更に一時期「最低、門田が現役でいる限り連載を続ける」と発言した事もあるが、門田が引退後も連載は続いている。


連載が30年以上も続いているが、未だにアニメ化もしくは実写(ドラマ)化された事がない、ある意味珍しい長寿漫画である。


あぶさん (1-95巻 続巻)


釣りバカ日誌 (1-77巻 続巻)





万年ヒラのサラリーマンであるハマちゃんこと浜崎伝助は、上司の佐々木課長に教わった釣りにすっかりハマってしまい自他共に認める「釣りバカ」に。ある日ハマちゃんはひょんなことから知り合った「スーさん」という初老の男性を釣りに誘う。しかしこのスーさん、他ならぬハマちゃんが勤める会社『鈴木建設』の社長・鈴木一之助だったのである。この2人の奇妙な友情を中心に、ハマちゃんの釣りバカぶりがもたらす珍騒動(に振り回される佐々木課長ほか)を描く人気シリーズである。


番外編も多数描かれており、佐々木課長の日常や青年時代、ゲストキャラクターながら妙な人気を博した佐々山さん(佐々木課長のそっくりさんでライバル会社の課長)や奥さんのみち子さんが主役となっている。


映画化・テレビアニメ化もされている(両者とも若干漫画と設定等に違いがある)。


第28回(昭和57年度)小学館漫画賞受賞。


作画担当については北見の他にも何人かの候補で検討を行っていた頃、担当編集である林洋一郎の草野球チームの対戦相手に助っ人として北見がいた事からそれも何かの縁ということから決定となった。


釣りバカ日誌 (1-77巻 続巻)


代紋TAKE2 (1-62巻 全巻)





1979年、新宿。暴力団海江田組組員・阿久津丈二は、大学の応援団員たちとのケンカに負け、泣きながら侘びを入れていた。この事件以降、丈二の人生はすべてがうまくいかず......10年後の1989年、丈二は弟分の洋一に鉄砲玉を命ぜられ、相手の組員に追いかけられる中、自分の拳銃の跳弾に当たって惨めに死んでいく。薄れ行く意識の中で、丈二は、なぜか10年前の新宿、大学生とのケンカの現場へタイムスリップ。気迫と知恵で大学生たちを撃退した丈二は、いつか金の代紋をつけて街をのし歩いてやると胸に誓い、人生をやり直し始める。


タイムスリップしたヤクザが人生をやり直すという、SFとヤクザものを組み合わせた斬新な発想と完成度の高さで人気となり、15年にわたっての長期連載となった。題名の「TAKE2」は映画などでの"2度目の撮り直し"にちなむ。


代紋TAKE2 (1-62巻 全巻)